世界中の医師たちは、このような状況に対応しようとしてきました。
世界医師会は、1981年リスボンにおいて、患者さん が医療を受ける際の権利を宣言しました。
この宣言は、その後も改定が続けられ、患者さんが十分な説明を受ける権利、自己決定の権利、健康教育を受ける権利のほか、患者さんが医療を受ける際の基本的な権利が明確に宣言されています。
今や、医療においては侵襲の大きな検査や手術などに関する「説明と意(インフォームド・コンセント)」は定着しました。
最近はパス法が普及して、診療の全プロセスについて説明がなされるようになりつつあります。
パスの中には時間の経過とともに達成すべき目標が記されていますので、医療従事者とともに、患者さんも目標達成に向かって努力をすることができるようになりました。