求人と転職サイトメモ【2015年】

求人の転職サイトへの変貌

ほんの数年前まで求人や転職は雑誌が主体でしたが、スマホをはじめとするネットの進化によって、今では転職サイトは主流になり、転職雑誌をあまり見かけなくなってしまいました。ここでは、雑誌を主体としていた求人が転職サイトが主流になったことによって、利用形態や取り巻く企業が変貌していることについて解説します。

1.求人の転職サイトが駆逐した求人雑誌

もともと求人が転職サイトとして情報のカテゴリーを形成ししているのは、その前身として求人雑誌というアルバイトや転職情報をまとめる仕組みがあったためです。ネットはWindows95より一般家庭に普及し始めたと言われているので、30年前は雑誌しかなかったということですね。雑誌ですから、ひとつの転職が決まったページに印刷されているので、現在のようにキーワードで掛け合わせて転職情報を絞り込むことができなかったようです。現在では、例えば、東京の薬剤師でクリニックへの転職を探していれば、「東京」「薬剤師」「クリニック」でボタンを選択するか、キーワードの入力で合致したものだけを抽出することができますが、雑誌ではそうはいきません。薬剤師のページで、ひとつひとつ掲載情報を見て、◯や×をつけながら選別して行かなければならなかったのです。薬剤師の求人・転職サイトは、何万件もの転職を掲載していますから、そのひとつひとつに◯や×をつけて転職を選別していくなど気が遠くなりそうな作業です。

2.日本で転職情報をまとめる仕組みを作ったのはリクルートだった

もともと転職情報というのは一塊の集合とはなっておらず、1960年に江副浩正氏が学生向けのアルバイト誌として新聞の形で発行を始めた大学新聞広告社がルーツのようです。それまでアルバイトの情報をまとめたものが無かったために大学新聞広告社は急速に成長し、1963年に社名をリクルートメントセンターとし、現在のリクルートへと成長していきます。

ハウジング

都心に住む

じゃらん

アントレ

ケイコとマナブ

ゼクシィ

カーセンサー

カーセンサーエッジ

eyeco

赤すぐ

赤すぐキッズ

妊すぐ

フロム・エー

就職ジャーナル。

ビーイング

とらばーゆ

ガテン

住宅情報

住宅情報スタイル

あるじゃん

タウンワーク

タウンワーク社員

とらばーゆCASUAL

ホットペッパー

R25

L25

SUUMOマガジン

SUUMO新築マンション

などが発刊され、まさに一大情報誌ブームとなります。この時に、雑誌という媒体自体は無料同然の価格で販売し、求人元から掲載料で収益を得るというビジネスモデルが形成されました。このように、もともと雑誌販売で収益を得るというビジネスモデルではなかったため、雑誌にこだわらず、ネットに移動しやすかったと言う面もあるようですが、全街では、これらの雑誌はほとんど廃刊され、

リクナビ

リクナビNEXT

Tech総研

アントレnet

フランチャイズ成功ナビ

ISIZE

SUUMO

フォレント.jp

ハウジングナビ

Goodリフォーム.jp

カーセンサーnet

進学ネット

受験サプリ

英会話サプリ

ドコイク?

ここカラダ

キーマンズネット

B-ing.jp

ホットペッパーグルメ

ホットペッパーBeauty

ホットペッパーきっかけレッスン

エイビーロード

じゃらんnet

オー人事.net

働くナビ!

エンジニアガイド

スタッフサービス・メディカル

カーセンサーエッジnet

C-team

はたらいく

タウンワークネット

フロム・エー ナビ

ポンパレ

みんなの求人板

Indeed

という形で、すべてがネット上のサイトとなっています。転職情報がネットに移行したせいで、キーワードの掛け合わせで簡単に検索できるだけでなく、それまで毎週決められた日に発売されていた雑誌から、リアルタイムで更新できるという転職情報の速報性も大幅に向上されました。その一方で、転職情報は掲載料で収益をあげるというビジネスモデルから、転職希望者を求人元に紹介して、求人元から紹介料を得るというビジネスモデルへと変化していきます。これは単に転職情報を掲載するというレベルから、コンサルタントが転職をサポートするというより付加価値の高いサービスへと変化したことが原因です。

3.ネットが消し去ってしまった信頼性

それまで雑誌で配信していた転職情報は、情報を集めるネームバリュー、編集ノウハウ、雑誌の作製、雑誌の販売網など、参入障壁が高い世界だったものが、ウェブですっむようになったことで、多くの新規参入企業があらわれました。また、現在では働く世代が社会に出たときにはすでにネットが普及していたために、雑誌時代のネームバリューが利かなくなったことも新規参入者を増やした要因となっています。実際に巨大な社屋ビルを構え多くの社員がいる企業も、小さなオフィスで少人数しかいない企業も、ネット上では見分けがつかないからです。その一つの要因に、サイトと運営会社の関係があります。運営会社は会社の形態であるため、資本金が必要ですが、サイトには資本金がいりません。つまり、信頼性という点で、実社会では必要な、オフィスの規模、社員数、資本金、これらがすべて意識されないわけです。転職サイトを見る時は、運営街会社のサイトを見て、その信頼性を確認すべきでしょう。

まとめ

転職は、その情報源が雑誌からネットに移行したことによって、信頼性の高い企業も低い企業も見分けがつかない状況となっている。転職サイトを利用する際には、運営会社のサイトを見て、その信頼性を確認してから利用した方が良いでしょう。