有機ELとLCDの比較でわかる世界の技術力低下

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有機ELが伸びずにLCDで停滞している理由

有機ELはすでに解体電話やスマホのディスプレイとして、10年ほど前に実用化されており、ソニーが5年以上前に究極の薄型テレビとして販売を開始しましたが、何年たってもLCDのように主流になる気配を見せません。これまでの画像装置が放電でできた光を蛍光色素によって間接的に可視化していたのと根本的に異なり、電子の再結合をそのまま光として使うため、従来型ディスプレイと比較して格段に消費電力が少なくなります。これは限られた重電で携帯電話やスマホを長時間使用することに大きく貢献しています。また、バックライトを必要としないため、LCDと比較して格段に薄くすることができ、構成も簡単にできてしまいます。このように利点が多い有機ELは次世代大画面テレビの本命とされてきましたが、いまではその名前すら聞かなくなってしまいました。実際、有機ELの独断場となると予測されていた4K放送はLCD主体のままマーケットはスタートしています。このように有機ELの開発が遅れたている原因は世界の技術進歩の低下が原因であり、そのもっとも元凶となっているのが日本の衰退だと言われています。

日本の電子産業から消えてしまった研究所

ブラウン管が丸型から平面になり、さらに薄型のプラズマディスプレイや液晶ディスプレイが大画面で登場した背景には日本の電機メーカーの技術開発力がありました。しかし、バブル崩壊とリーマンショックにより日本の企業は体力を失った結果、企業の肝とも言える、研究所を解体してしまいました。バブル前は、どこの企業でもあって当たり前だった研究所は、現在ではほとんど姿を消してしまいました。ここで有機ELの進歩も止まってしまったと言われています。テレビはサイズが2倍になると、面積はその2乗の4倍になります。たとえば、4つに1つ不良品が出る場合、そのサイズで4個作れば1個は売れるわけですが、画面サイズが2倍になると、ほどんとが不良品となってしまい売れないものばかりになってしまいます。本来、この高品質なモノづくりこそが日本のお家芸であり、日本人でなくてはできないことだったにも拘わらず、日本は技術開発の中心を潰してしまいました。このため、有機ELは大画面化することができずにテレビとしての商品ステータスを得ることができないまま小型装置に使われ続けているのが実態です。日本が電子技術の開発から降りた現在、画期的な商品は生まれにくくなってしまったと言ってよいでしょう。


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