「転職経験薬剤師が重視したポイントとは?」―薬剤師の転職後アンケート調査―
転職サイト介して転職した薬剤師に、転職後のアンケート調査を行なった結果、意外な実態が明らかになりました。
【調査の実施条件】転職した薬剤師へのアンケート結果
- 調査内容 薬剤師の転職後アンケート調査
- 調査条件 薬剤師の転職支援サービスを利用して転職した薬剤師
- 調査方法 該当する薬剤師に対して個別に調査票を送り、回答のあったものについて集計した。
- 調査対象期間 2018年6月1日~2018年3月25日
- 有効回答数 324件
- 調査公開日 2018年7月13日
薬剤師の転職先の探し方
「インターネットで探す」と答えた薬剤師が324人中311人(92%)と最も多い結果となり、続いて「友人・知人に聞く」が83人(26%)となっています。春の季節を外してしまった調査のため、すべての薬剤師に当てはまるとは言い切れませんが、医療関係者のインターネット利用率が9割以上という現状を考慮すると、薬剤師が転職先を探す際に「まず手軽なネットで」という薬剤師が多いと考えられます。
インターネットで転職先を探す際に重視する点
「掲載求人件数の数」という回答が最も多く、次いで「豊富な情報」、「『薬剤師 求人』または『薬剤師 転職』での検索で上位に表示される」といった項目が多い結果となっています。やはりネットの時代を反映しており、全般的にサイトの規模や情報量が重要視される傾向にあり、家でじっくり探すよりも電車待ちなどの空き時間にスマートフォンで検索する人が多いようです。この点は、高度な情報化時代において、有利な求人案件を少しでも人より早く入手したいという気持ちの表れと言えるでしょう。
利用した転職サイトでの高評価ポイントについて
良かったポイントとして最も多かったのは、「自分の希望をアドバイザーが理解してくれる」という回答で、「対応の迅速さ」「きめ細やかさ」「人間性」が良かったという回答が多くなっています。
アンケートの自由記載欄から:
「アドバイザーが自分の利益は別にして、わたしの将来を真剣に考えてくれた」
「希望を根気よく細かくきいてくれ、条件に合う薬局を探してくれた点が他社と異なった」
「数字に表せない面(薬局の雰囲気や人間関係等)まで熟知していて、よく相談にのってくれたので、安心して任せられた」
転職会社選びで参考になれば幸いです。
<参考>日本看護協会
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