転職のチャンスは2022年で終焉を迎えるとされる根拠
現在、チャンスが溢れる売り手市場に好転した転職市場は2021年にふたたび強烈な氷河期に入ると言われています。では、いったい2022年になにがあるというのでしょうか?そこには法改正の問題、日本経済の見通し、学歴構成の特殊性の問題が一気に爆発し、転職のチャンスは2022年で終焉を迎えるとされています。
1.転職のチャンスを根本的に変えてしまう法改正
あまり知られていないことですが、現在の日本では企業は自由に従業員を解雇することができません。日本でもリストラがあるじゃないか、と思われるかもしれませんが、例えばアメリカのように上司のひと言で、その日のうちに解雇になるのが世界的には一般的であり、組織としての決断が必要であり、時間的にも転職する猶予のある日本とはかなり異なります。一方、金で解雇できる法案が2021年に成立する見通しです。このため、特に大規模なリストラを頻繁に行っている大企業は、より解雇を行いやすくなり、給料はやすくなるものの中小企業の方が安定化すると言われています。このため、大企業を解雇された大量の人材が中小企業に流れてしまうため、中小企業への転職のチャンスは大幅に少なくなります。たとえば、大手の製薬会社の薬剤師は薬局へと流れ、少ないイスを争うことになります。
2.転職のチャンスは景気に左右される
2010年ごろ、日本は超就職氷河期と言われ、大学を卒業しても就職できない事態が起きたため、大学は卒業しても大学に在籍しているという第二新卒制度を設けたほどです。この時期、当然のごとく転職市場も冷え込んでおり、転職しようにも求人が無い状態でした。自体が好転したのはアベノミクスによる経済再生が成功したためですが、この経済の復活も2022年で終わると言われています。この最大の原因は中国の経済崩壊です。弾ける弾けると言われながらもなかなか弾けなかった中国経済ですが、実態は爆発的な変化ではないものの、ゆっくりとした衰退を続けています。この中国経済の衰退は世界を書き込んでの不況を引き起こすのは明らかであり、日本はリーマンショックより大きな不況に陥り、転職を受け入れる施設は激減する見込みです。経済面でも転職のチャンスは2022年を境に劇的に変わる可能性が非常に高いのです。
3.高学歴層の増加により激減する転職のチャンス
一般には団塊の世代がリタイアし始めたことにより、転職のチャンスが増えている現在、まだ数年は売り手市場だと言われていますが、実はそうではありません。それは現在の就労層の高い大卒率が原因であり、団塊の世代より遥かに大卒の率が高いのです。つまり、ホワイトカラーよりもブルーカラーの層が抜ける割合が多いだけなのです。薬剤師のように薬学部の卒業が前提となっている職業では、むしろリタイア数より新卒の流入数の方が多いため、より職場のイスは減っていく方向でしかありません。つまり、学籍構成について言うと、大卒率が年々増加していく中で転職するチャンスはどんどん減っていく方向でしかありません。
まとめ
転職のチャンスは、金銭で解雇できる法案が有効となる前までであり2022年で終わると見られています。この法案だけでなく、中国経済の崩壊に端を発し、世界中を襲うであろう大不況は転職だけでなく、就職のチャンスも大幅に減少させるものです。また、一般に団塊の世代がリタイアを迎えると言われていますが、大卒の割合が大幅に増えている現在において、ホワイトカラーのイスは少なくなる一方です。転職する気持ちがあるならば、転職のチャンスが劇的に減少することを意識して、遅くても2022年までに転職を完了させておくべきでしょう。
<参考>日本薬剤師協会
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