転職では譲れない理由が無い限り残業無しを選んではいけない
転職サイトの多くで、残業が無いことを謳い文句にしている求人は良く見かけますし、検索項目でも残業の有無を選べるようになっているサイトが非常にたくさんあります。しかし、残業無しは良いことなのでしょうか?転職で単に楽になりたいというだけの理由なら、決して選んではいけません。なぜなら、どうしても収入を上げたいときにいくら頑張ってもお金は入ってきませんし、もともと残業無しの契約で転職しているので、仮に定時後にも仕事をしても、残業代がつかない危険性が高いからです。
1.転職しても、結局は残業代が入らないと満足な生活ができない現実
独身でいる時は収入はすべて自分のお小遣いであり、足りなくなれば我慢すれば済みます。しかし、家庭を持ってしまうとそうはいきません。収入は家族の生活費に代わり、入ってくる金額によって、家族の生活レベルに差が出てきます。残業無しの転職を選んでしまうと、収入が足りないことに気づいても打つ手がありませんが、残業のある転職であれば、固定給分では足りない部分を残業で補うことが可能です。さらに夜勤は割増があるため、頑張れば頑張っただけ、家族にフィードバックすることができます。特に子供は、その時代時代によってしかしてやれないことがあるため、転職でお金で不自由させてしまうと、後悔がつのっていくばかりです。転職で早い帰りを選ぶのは、親の介護や子育てなど、どうしても時間が制限される場合だけとし、自分の余暇を確保する目的で選ぶことは避けるべきでしょう。
2.転職条件に残業無しと書かれていてもサービス残業させられる場合がある
転職条件に残業無しと書かれているのは、あくまで会社の制度としてその職務に残業が設定されていないケースを意味する場合が多いです。しかし、過労死が数多く報告される現在において、残業が無い職業などほとんど皆無に等しい状況です。残業が設定されていない職務に転職してしまうと、例えば熟練社員が一日にこなす仕事量を渡させて、終わったら帰って良しとされ、実際に帰宅できるのは真夜中になってしまう例は非常に多くあります。例えば宅配便の社員では、一日の配送個数が決められていて、転職後の慣れないうちは熟練者の2倍近く時間が掛かってしまうため、走り回ってこなした挙句、配達時間が遅れたとこで、客からも会社からも怒られる日々が続きます。このように、熟練者は定時で終える仕事量を設定されている会社では、転職してから熟練するまでに実際に発生する残業時間はすべて、基準内賃金の範囲とされてしまいます。また、熟練者がこなす量であるため、頑張ってこなしてもなかなか定時に完了することは困難ですが、すべてはあなたのスキル不足で片づけられてしまいます。また、別のケースでは、営業時間は定時であっても、閉店後に大量の仕事があり、働かざるを得ない状況に追い込まれることもあります。
3.転職で残業無しを選ぶ理由をよく考えるべき
転職後に本当に残業が無くなって、夕方からは完全に自由な時間になったとしましょう。その時間にあなたはいったい何をするつもりなのでしょうか?優雅な夕食を楽しもうにもお金はありません。早めに家に帰っても、テレビを見たり、ゲームをしたりするのであれば、それは単なる時間のムダでしかありません。このように残業が無いということは経済的な不自由と、非生産的な時間の使い方にしかならないことが多いです。無駄に時間を使うくらいなら、その分、転職後は生産的活動として残業した方が日々充実してくるはずです。
まとめ
家庭の事情や自身の病気など、よほどの理由が無い限り、転職で残業なしを選ぶべきではありません。名目上はないものの、無給で働かされるだけだったり、仮に本当に早く家に帰れるとしても、結局家で時間を無駄にするだけなら、仕事をしっかりとこなして日々を充実させるべきでしょう。
<参考>日本薬剤師協会
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