履歴書は採用側の立場に立って見ないと失敗する
そもそも、転職において履歴書なんて儀礼的なものだと考えていないでしょうか?そうだとしたら、それは大きな間違いです。高度に効率化され、儀礼的なものは片端から排除されている現代において、不要なものであれば「履歴書不要」とする薬局がたくさん出て来るはずですが、そんな薬局は存在しません。履歴書は採用側にとって欠かせない重要な参考資料であるから、手間暇かけてもちゃんと読み、内定の合否を大きく左右する材料とされています。実際の転職の流れを考えてみて下さい。転職では、まず履歴書の提出があって、それから面接へと進むことになります。つまり、履歴書で撥ねられたら、面接には進めないシステムになっているのです。転職において第一関門とも言える履歴書の正しい書き方と、転職で不利になる書き方について具体的に解説いたします。
1.転職の履歴書を書くのにネットの例文を使ってはならない
履歴書を書くとき、だれもが転職サイトや例文サイトに出ている履歴書をいくつも見て参考にすることでしょう。ここで、参考にする程度ならまだいいのですが、良さそうなものをそのまま使ってしまうというとんでもない人もいます。自分が良いと思ったネットの例文は、おおくの他の人も良いと思う例文であり、その結果として多くの人が使っているものです。もちろん、転職の採用担当者であればネットに出ている履歴書の例文はひと通り見て知っています。もちろん、同じように良い例文は頭に残ります。このため、それをそのまま書いてきた履歴書なんて、一発でわかってしまいます。ここで大事なのは、人生で重要な局面とも言える転職でパクリ文章を書くなんてことをしたら人間性を疑われて当然であるということと、書き写したということは本当の自分について書いたものではなく虚偽の内容だということです。平気で嘘をつく人を採用したいと思いますか?これが採用担当者の視点で見るということです。少しはネットの例文を使うことがいかに危険なことかお分かりになったでしょうか?転職は人生における大きな賭けとも言えます。そこで、平気で虚偽の内容を記載するなど、自分で不利なカードを切ることと同じです。一度読んでしまったものはどうしても頭から離れないものですから、できるだけネットの履歴書の例文は見ないようにいして、自分自身の言葉で書きましょう。それがオリジナリティーであり、転職を有利に進めるための履歴書の書き方の基本です。
2.履歴書で一番大事な部分は志望動機
これは、どのサイトでも同じことが書かれていると思いますが、転職の履歴書で一番需要なのは志望動機です。具体的には、なぜ他の薬局ではなく、この薬局でなくてはならないのか。これが志望動機です。ここは自分の経歴を中心に書くのではなく、その薬局がそういう薬局であるか自分なりに分析した結果を書くべきところであって、それを見た採用担当者が、たしかに自社を良く見ている薬剤師であって、入職後に活躍してくれそうだと納得させる役割を持っています。ネットに出ている例文はここが無いのです。大半は、どこへ持って行っても通じるような無いようになっており、自分が思い描く延長線上にその薬局が求める姿が合致しているとは言えない内容なっています。どの職場も特徴があり、その強みを生かして生き残っています。企業競争が激しいのは薬剤の世界でも同じであり、経営者はいつ倒産するとも知れない危機感を持ちながら売上げと支出の推移を見ています。転職を希望する薬剤師の立場ではなく、薬局を経営する刑死者の気持ちになってみてください。給料で生きている職業薬剤師と違い、経営者は売上から薬剤師の給与や必要経費を支払い残りの利益で生活しています。競争相手に負ければ、即閉店しなくてはならず、即日借金を抱えて、収入も無い路頭の生活に追い込まれる立場なのです。転職を希望する薬剤師を雇うときは、自分の命運がかかっているので、非常に慎重です。ここに転職の履歴書を書く側の薬剤師と、それを読む経営者や採用担当者の意識の違いがあります。この意識の違いが分かっている薬剤師は、ネットで履歴書の例文を見つけて書き写すようなことは絶対にしませんが、社会の仕組みを考えていない薬剤師は安易に書き写してしまいます。それが自分にとって大きな減点となるとの気づかずに。
3.転職で最強の履歴書の書き方
当たり前のことですが、自分では一生懸命書いたつもりの履歴書でも、第三者から見れば、文脈がおかしかったり、書いて欲しいことが書かれていなかったり、意外とも思うかもしれませんが誤字や脱字にも自分では気づかないものも第三者が見るとすぐに気づいてしまいます。これは、自分が書いた履歴書は、本人が読んでも脳が補完してしまうため、餉餉ている点やおかしな点に気づかないためであり、高度な脳構造に起因するものです。では、知り合いや家族に読んでもらえばいい、と思うかもしれませんが、残念ながら家族や知り合いは第三者的に履歴書を読むことはできても、転職先が求めるものが書かれているかどうかはわかりません。最強の履歴書の書き方は、いったん自分で思うことを精いっぱい書いた後、転職会社のコンサルタントに添削してもらうことです。転職コンサルタントは数多くの経験を持っているため、採用側が知りたいことがわかるように修正してくれます。これは競争相手がいる条件の良い転職では大きなアドバンテージになります。このとき、たとえ転職コンサルタントの修正が腑に落ちなくても、よほどのことが無い限り素直に聞くことが大切です。「それは違うんじゃないの?」と感じるところの多くは、薬剤師の立場で見た場合と採用側で見た場合の違いであることが多いからです。薬剤師側から見れば重要な点も、採用側から見れば興味の無い無駄な部分でしかないことが多くあります。まずは素直な気持ちで転職コンサルタントの添削を受けるようにしましょう。それが転職での武器を持つことであり、反発して聞き入れないことは自分で武器を捨てるようなものです。
まとめ
転職の履歴書において、ネットの例文を使うことは、採用担当者から人間性を疑われる行為であるばかりでなく、虚偽を記載しているという重要性に気づくべきです。最強の履歴書の書き方は、まず自分なりに書いてみて、信頼できる転職会社のコンサルタントに添削してもらうことです。ネットの例文を使った履歴書は自分の首を絞めることになりますが、自分で書いた履歴書を信頼できる転職会社のコンサルタントに添削してもらえば非常に強い武器になります。このように転職においては、履歴書の書き方でマイナスにもなればプラスにもなります。こういった添削の実力を持つ信頼できる転職会社は本サイトのトップページに記載してありますので、参考にしてください。
<参考>日本薬剤師協会
尾身さんを応援しています。
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