薬剤師向けサイト:薬剤師求人EXの運営会社は? 評判や特徴を知りたい!
企業概要
・運営サイト:薬剤師求人EX
https://yakuzaishikyujin-ex.jp/
・運営会社:株式会社じげん
・設立年:2006年6月1日
・代表取締役:平尾丈
・所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-8(本社オフィス)
〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町4-2-15ヨドコウ第2ビル5F(大阪オフィス)
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1-9-47 Zeneiビル3-B(沖縄オフィス)
・電話:03-6432-0350(代表)/03-6432-0351(FAX)
・本社所在地:東京都港区
・資本金:2,527百万円(2017年12月末時点)
薬剤師求人EXの特徴
- メディアでも話題の社長による急成長ベンチャー企業
- テキストメインのすっきりとしたサイト
薬剤師求人EXを運営する株式会社じげんは、他にも「転職EX」、「アルバイトEX」など数々の求人サイトを運営しています。じげんの前身は、株式会社ドリコムから分社化した株式会社ドリコムジェネレーションメディアです。リクルートグループも出資していた流れで、株式会社リクルートに勤めていた当時23歳の平尾氏が立ち上げに参画し、最年少取締役に抜擢されました。
その後、2008年には代表取締役に就任したのです。2010年に完全独立した際に、社名を「じげん」へ変更しました。
じげんは、2013年11月に東証マザーズに上場し、2018年6月に東証一部に上場しました。その勢いもさることながら成長を支えるWeb技術が評価されて「テクノロジー Fast 50 Fast 500」など数々のアワードを受賞しています。現在も、上場に加えて、M&Aで急速に成長を続けているのです。
メディアでは、会社そのものよりも代表の平尾氏が注目を集めています。平尾氏は、学生時代にITベンチャー2社を起業し、2014年にAERA誌の「日本を突破する100人」に選ばれるなど、まさに「ベンチャー企業の若手社長」です。今後も、成長に期待したい会社といえます。
サイトの構成は、トップページ上部に、「トップページ」、「はじめての方へ」、「よくあるご質問」、「採用ご担当者様へ」、各ページ項目とフリーワード検索が並んでいます。中段からは、各都道府県の一覧、職種、人気のキーワード、こだわり条件などがテキストで並んでいます。クリックすると、そのワードで検索した一覧の結果が表示されます。さらに下部には、「薬剤師求人応募ガイド」として「正しい履歴書の書き方」などお役立ちコンテンツが掲載されています。トップページ、各コンテンツともにほぼテキストで構成されており、画像は少なくすっきりした印象のサイトです。
薬剤師求人EXの良いところ
- 各社を横断した豊富な求人量
- 情報を収集しやすい工夫
じけんが運営する求人サイトはいくつもありますが、いずれも共通していることがあります。それは、世の中の数多の求人サイトを提携し、データベースを集めて掲載している点です。基本的には応募の際に、募集元がじげんに料金を支払う流れになっています。そのため、薬剤師求人EXでは多数の求人サイトを横断して検索できるのです。全求人58,722件と数も豊富な上に、内容も病院やドラッグストア、正社員にアルバイトと取り揃えています。
通常、求人サイトを運営する会社は、それぞれに異なる強み・弱みがあります。病院の求人は得意だがドラッグストアはだめ、アルバイトは多いが正社員の求人は少ないなど、各社の違いは細かく言えばきりがありません。そのような各社の垣根を越えて検索できることが薬剤師求人EXの最大のメリットです。都道府県、待遇などをフリーワードで並べて、複数条件に一致する求人を検索することができます。さまざまな切り口で検索できるので、「東京都 クリニック 正社員」や「駅近 ブランク・復帰可 アルバイト」など自由度の高い結果を抽出できます。各都道府県における求人数も分かるので、Iターン・Uターンを考えている方も参考にしやすいのです。
そのうえ、薬剤師求人EXでは、どの求人も同じようにフォーマットが決まっているため比較しやすくなっています。いくつも求人サイトを使って調べていると、意外に記載されている内容のフォーマットがばらついていることが分かります。サイトによっては休日・休暇項目が記載されていなかったり、給与が年収か月収か分からなかったりすることもあるのです。検索結果の一覧でも、業種、職種、給与、仕事内容、勤務地の他、「高収入」や「急募」などこだわり条件が簡潔にまとまっています。詳細も分かりやすく簡潔なので、ストレスなく利用しやすいつくりなのです。なお、プライバシーマークを取得しており、他社と個人情報を連携する上でも安心な外部認証を受けています。
薬剤師求人EXの良くないところ
- 求人の提携会社や新鮮さは不透明
- 求人広告メディアため責任や保証はなし
薬剤師求人EXでは、どの会社と提携しているのか一覧で分かるページはありません。求人一覧を見ると、タイトルの側に紹介会社が付記されているので、会社名を検索すれば特定の会社が保有する求人を一覧で出すことが可能です。例えば、フリーワードで「リクルート」と検索すると、薬剤師の大手求人サイトである「リクルートメディカルキャリア」が保有する求人が表示されます。ページ上部にはリクルートメディカルキャリアがどんな会社かPR文まで出てきます。しかしながら、「マイナビ」と検索しても、同様に大手である「マイナビ薬剤師」の情報は出てきません。代表の平尾氏の出身会社であるリクルート社とマイナビ社が競合関係にあるためとも考えられます。
そのように、薬剤師求人EXでは、多くの求人を検索できますが、限界があることに注意すべきです。すべての大手サイトを網羅しているわけではなく、あくまで提携している一部の求人情報のみ掲載しているのです。
また、提携基準は示しておらず、エージェントやサポート内容の詳細も知るすべがないのです。なかには、病院や薬局が直接募集している求人もあります。薬剤師求人EXでは、職場が直接募集する求人広告に対しては、入職確定後の成果報酬としています。
紹介会社を通す場合は、その求人の情報だけを手に入れるような形ではなく、登録する必要があります。どんな会社か知ることができなければ、評判が悪かったり自分に合わなかったりする紹介会社にうっかり登録してしまう可能性があるので、慎重に対応しなければなりません。さらに、2018年8月30日現在において、トップページに表示されている最終更新日は「06月26日」です。募集元が掲載先である薬剤師求人EXまで徹底的に管理することは難しいようで、2017年の古い求人も多く残っています。薬剤師求人EXで検索した求人を見つけても、すぐに応募せず、更新日や網羅しているキャリア支援会社をチェックすることが必要なのです。
しかしながら、薬剤師求人EXは、求人広告の位置づけなので、詳細説明や責任は負わないのです。「よくあるご質問」のページを見ても、求人の詳細やサポートについては、すべてエントリー先に尋ねるよう記載しています。つまり、薬剤師求人EXでは内容に責任を負わず、保証しないことを暗に示しています。
薬剤師求人EXではきれいに求人情報が並んでいますが、その裏側である求人の大元はそれぞれ異なります。受けられるサポート内容も分からないので、キャリア相談などエージェントのサポートを受けたいと考える方は、別途、その求人の紹介会社が安全か見極める必要があるのです。
まとめ:薬剤師求人EXのおすすめ度
・おすすめ度(5段階評価)・・・「2」★★☆☆☆
薬剤師求人EXは、Web技術を強みとして急成長するじげんが運営しています。リクルート出身である代表の平尾氏は1982年生まれと若く、革新的な社長として個人でも数々のアワードを受賞しました。じげんが運営する各求人サイトのビジネスモデルは、他社が保有する求人情報を掲載して、応募や問い合わせがあった際に料金を徴収します。そのため、薬剤師求人EXは自らを「求人広告メディア」と称しています。薬剤師求人EXは、掲載に徹底しているだけあって、検索機能や見易さに優れています。豊富な求人からさまざまな切り口で自分の希望する条件を見つけやすいのです。検索結果も、比較しやすいフォーマットで統一されているので、いちいち複数の求人サイトを見る必要がありません。
しかしながら、提携会社は一覧もなく、エージェントを介さず直接応募となる求人も混在しています。自分に合わない紹介会社に登録してしまうリスクも高いのです。すでに転職の目的が決まっている方やキャリアについて相談したいと考える方は、エージェントなどに手伝ってもらって、いかに有利にその目的に進むかをサポートしてもらった方が安心です。キャリア相談に乗れるのは経験や知識を持つキャリア支援会社でなければできません。しかも、あくまで「求人広告メディア」である薬剤師求人EXは、求人については保証せず責任も負いません。
Web技術を駆使して、他社の持つ情報を活かしたプラットフォームを作るやり方は、平尾氏の出身会社であるリクルート社の「ホットペッパー」などに似ているといわれています。比べてしまえば、薬剤師求人EXは、最終更新日は古いままで管理が行き届かずベンチャー感が抜けきっていないようにも見受けられます。今後の改善に期待したいところです。
薬剤師求人EXは、どんな仕事があるのか、給与相場などを知りたいと考えるときに向いています。例えば、お住いのエリアを検索した時に求人件数の多い求人会社を調べたい、自分の仕事の給与相場を知りたいなど、情報収集メインで使うのに最適です。実際に応募するときは、一度にたくさんの求人に応募せず、更新日や紹介会社の項目もチェックした上で利用すべきです。応募の数だけ紹介会社とコンタクトを取ることになってしまうので、その分時間も手間もかかります。
そのように、薬剤師求人EXは、補助的な上手く利用すれば、自分にぴったりなエージェントや各地域の転職状況を知ることができます。スマホで手軽に情報収集できるので、転職初心者の方に特におすすめです。
<参考>日本薬剤師協会
尾身さんを応援しています。
尾身茂:https://www.instagram.com/omi.shigeru/?hl=ja
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